成島焼 黒釉切立 褐釉小甕 セット
(明治時代 19世紀後半)

商品番号 1493
ご売約、ありがとうございました

小甕 高さ 約14.3cm/胴径 約11.2cm/口径 約11cm/高台径 約7.5cm
切立 高さ 約11cm/口径 約9.5cm〜10.5cm

切立の注ぎ口、口辺より約5cmのニュウがあります。状態は写真でご確認ください。

成島焼は米沢藩9代藩主上杉鷹山が1781年、米沢藩内に開かせた窯です。当初は御用窯として栄えましたが、明治時代後期に廃窯しています。 藩は華美を禁じたため、陶工たちは釉薬などに工夫を凝らし、美しい焼物を作りだしました。本品は廃藩後に作られた民窯の切立と小甕のセットです。切立には珍しい注ぎ口があり、小甕の口辺には美しい藁灰釉が掛かっています。どちらも20cmくらいの実用向きの作品です。花器、味噌、香辛料入れ、箸立てなど様々な用途に使用できると思います。どちらも台所用なので一緒に出品します。2つを並べると、美しい民芸の台所用品とは何かを知ることができます。


















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