李朝 木彫 翁面
(李朝後期 19世紀前半)

商品番号 1490
ご売約、ありがとうございました

高さ 約25cm/横幅 約17.5cm/奥行 約8.3cm

経年のヨゴレがつき、鼻部がかけています。状態は写真でご確認ください。

儒教を国教とする李朝では、芸能を賤しいものと考えたため、田楽や芝居などは主に農村部で行われました。野外の広場や仮設舞台ではタルチュムという仮面芝居が行われ、庶民たちは両班に対する日頃の憂さを晴らしたようです。本品は4本の歯が飛び出た特徴的な古面。出っ歯は間をよける力があると考えられています。高貴な表情をしているので神がかった翁(高砂の翁のような存在)だと考えられます。詳細は不明ですが、同様の仮面が他にもあるので、李朝の仮面劇に詳しい方に聞くと芸の内容も判明するでしょう。古色のついた仮面です。インテリアとしてお楽しみください。














参考写真 様々なタルチュム


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