平沢焼 こね鉢 (明治時代 19世紀後半) 商品番号 1485 口径 約22cm/高さ 約12cm/高台径 約12.5cm 経年のヨゴレ、高台に数か所のカケがあります。状態は写真でご確認ください。 平沢焼は幕末、阿部健治が新潟県西蒲原郡巻町で開いた窯です。近隣の松郷屋焼と共に、主に北海道向けの焼酎徳利を生産しました。 松郷屋、平沢焼といえば焼酎徳利が有名ですが、本作のようなこね鉢も作っていたようです。一見、益子焼と見間違うような雰囲気がありますが、土や釉調を見ると平沢焼であることがわかります。珍品です。信越地方の素朴な民芸感があります。田舎料理などを盛ってお楽しみください。 | ||
参考写真「平凡社 日本やきもの集成 2 東海・甲信越」 |