中野焼 染付 笹文 そば猪口
(江戸時代後期 18世紀後半)

商品番号 1484
ご売約、ありがとうございました

口径 約7〜7.5cm/高さ 約5.7cm/高台径 約5.4cm

完品ですが、釉ハゲや窯傷、カンニュウにシミがあります。状態は写真でご確認ください。

中野焼は、現在の平戸市山中町紙漉に17世紀初頭に開かれた窯です。初期は熊川風に茶碗を製作していましたが、江戸時代中期になると、鉄分の強い土に灰釉薬を掛けたひび焼の染付作品を作るようになりました。本品は18世紀中頃に製作された染付の笹文そば猪口。中野焼の特徴であるひびはが薄っすらと入っています。伸びやかな絵付けが民芸調で、くらわんか風の雰囲気もあります。中野焼のそば猪口は市場に出回ることはないので珍品、希少品。そば猪口や国焼きコレクターにお勧めします。食器としても楽しめるでしょう。













参考写真「平凡社 日本やきもの焼成11 九州T」


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