京焼 鉄釉金彩 鶏文 取手付徳利一対
(明治時代 19世紀後半)

商品番号 1479
ご売約、ありがとうございました

高さ 約16cm/胴径 約7.2cm
口径 約3.2cm/高台径 約4.3cm
容量 約300cc(1合半)
共箱付

金彩の一部がスレており、経年の使用跡、胴の一部に小さな窯キズがありますが、状態の良い徳利です。状態は写真でご確認ください。

京都では18世紀後半頃から煎茶文化が盛んになり、奥田潁川や青木木米などの優れた陶工を輩出しました。彼らは多彩で絢爛な煎茶器、茶道具を制作、京都の陶芸文化を発展させました。本品はそのような京焼きの伝統を継いだ取っ手付き徳利一対。ハイカラな京都で作られたと感じさせる薄手で繊細な作りをしています。つがいの鶏が描かれており、酉年の記念に製作されたのかもしれません。取手が洋風で洒落た上品な作品。華やかな徳利で日本酒を飲むと優雅な気分に浸れそうです。





















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