成島焼 藁灰釉 尊式 A (明治時代 19世紀後半) 商品番号 1473 高さ 約16.8cm/胴径 約11.5cm 経年のヨゴレがつき、高台にホツを直した跡があります。状態は写真でご確認ください。 成島焼は米沢藩9代藩主上杉鷹山が1781年、米沢藩内に開かせた窯です。当初は御用窯として栄えましたが、明治時代後期に廃窯しています。 藩は華美を禁じたため、陶工たちは釉薬などに工夫を凝らし、美しい焼物を作りだしました。本品は廃藩後に作られた民窯の尊式。尊という名称は古代中国の銅器の一種を指す言葉で、それに似ている花生を尊式、尊形と呼んでいます。本品は1対で使用されていたと考えられますが、雰囲気が違うので1品ずつ出品したします。美しい藁灰釉が掛けられた尊式です。サイズが手頃なので普段使いの花器として使用できます。 | ||
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