伊万里焼 染付 唐津城 鉢 (江戸時代後期 19世紀前半) 商品番号 1471 口径 約25.2cm/高さ 約13.5cm/高台径 約12.5cm 完品ですが、窯傷や経年の使用傷などあります。状態は写真でご確認ください。 19世紀前半、有田では近江八景、富士山、二見が浦などの景色が食器の柄に描かれるようになりました。これらの景色はオーソドックスですが、中には珍しい景色を描いた作品も登場します。本品は玄界灘にある唐津城と虹の松原を描いた染付の鉢。多分、唐津に住む裕福な商人が注文して作らせたのでしょう。写真と比べると、唐津城であることがわかると思います。有田と唐津は近いので、絵付け師が見た景色を描いのでしょう。江戸時代後期で場所がはっきりとわかる作品は少ないので希少。珍品です。各地の名所が描かれている作品を取集するのも面白いかもしれませんね。玄海灘の料理を盛ると唐津に行ったような気分になると思います。 | ||
参考写真
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