仏陀遊行像
(タイ スコータイ王朝期 15世紀)

商品番号 1463
ご売約、ありがとうございました

高さ 約32cm/横幅 約8cm/奥行 約8.3cm

経年のイタミやヨゴレ、左足にヒビワレが見られますが、金箔が比較的よく残っています。状態は写真でご確認ください。

15世紀のスコータイ時代、「ウォーキングブッダ」と言われる仏陀の遊行像が出現します。左足を軸に右足を踏み出す姿は、天上界に生まれ変わった母、摩耶夫人に説法するため須弥山に合いに行った仏陀が再び地上に降りてくる姿だと言われています。指先は長く、しなやかな腕に薄衣が揺れる姿は今にも動き出しそうです。女性的な面立ちと肉感的な姿態が、スコータイ様式の特徴を表しています。美しく、存在感のある仏像です。

















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