狩野探信 滝図
(江戸時代後期 1800年前後)

商品番号 1436
ご売約、ありがとうございました

本紙サイズ 縦横 98cm×35cm
表具サイズ 縦横 180cm×46cm
保存箱付き

経年によるオレ、スレ、シワ、ヨゴレがあります。状態は写真でご確認ください。

狩野探信(1875年〜1836年)は江戸幕府御用絵師を務めた鍛治橋狩野家の7代目です。
一時、鍛冶橋狩野家は木挽町、中野橋狩野家と比べて劣勢でしたが、探信の努力によって家を再興しました。 本品は岩によって二股に別れる珍しい滝図。風俗画や浮世絵を得意とした探信らしい奇異な作品です。最近はキッチュな曾我蕭白などの道教的絵画が人気です。 探信は蕭白や同時代に活躍した北斎などの影響を受けて、このような作品を描いたのでしょう。 面白い軸です。狩野派と浮世絵が融合した道教的作品をお楽しみください。


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