磁州窯 鉄絵草文 茶碗
(元時代 14世紀)

商品番号 1431
ご売約、ありがとうございました

口径 約11.5cm/高さ 約8.5cm/高台径 約5.8cm
保存箱付き

口辺に約1cmと2cmの直しが2か所、約5cmと11cmのニュウが2本、その他経年の傷があり、発掘品のため土が付着しています。状態は写真でご確認ください。

磁州窯は河北省磁県で宋、元時代に最盛期を迎えた窯です。灰白色の半磁質素地に白土を化粧掛けして上から鉄絵を施したものや、厚手の黒釉を掻き落とす作品などを残しています。本品は磁州窯の特徴を備えた元時代の茶碗。磁州窯のこの手の作品は朝鮮に伝わると粉引、刷毛目などの粉青沙器となります。 江戸時代の瀬戸鉄絵行燈皿なども磁州窯が起源。 茶道の世界では絵高麗と称されていました。本品は600年前のもので、発掘物ですが、筆に勢いがあり鑑賞に堪えうる作品となっています。 民芸品の源となるような作品です。座辺でお楽しみください。














見込みにすり傷があります


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