石渡風古 木槿に白鷺 (大正3年 1914年) 商品番号 1429 本紙サイズ 縦横 123cm×48cm 絹本肉筆。経年のヨゴレ、シミ、オレ、軸先近くの表具に虫食いの跡があります。状態は写真でご確認ください 石渡風古(1891年〜1961年、神奈川県生)は川合玉堂に師事、大正から昭和初期にかけて文展や帝展で活躍した日本画家です。 躍動感のある大胆な構図で、童女や花鳥を得意としています。本品は木槿の咲く、川辺に降り立つ白鷺を黒と白のみを用いて描いた23歳の時の作品。 白鷺の擬人化されたような表情が個性的。愛嬌ある、やんちゃな子供のような白鷺を見ると、生き物に対する風古の愛情ある眼差しを感じます。夏の床の間にかけてお楽しみください。 | ||
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