虫明焼 菊文 掛分徳利
(大正時代 20世紀前半)

商品番号 1419
ご売約、ありがとうございました

高さ 約30cm/胴径 約12.5cm
口径 約4.3cm/高台径 約11.5cm

ワレ、カケはありませんが、経年の汚れがついています。水は漏れません。状態は写真でご確認ください。

虫明焼は岡山県瀬戸内市(旧邑久町)虫明にあった伊木家の窯で、文久年間から民窯化し、今日まで活動を続けています。備前焼はb器が主流ですが、虫明焼は岡山県の施釉した作品を作りました。 明治以降、虫明焼ではこの手の徳利の生産を始めますが、多くは四君子を描いた掛け分け徳利です。 本品は鉄釉を使って菊の花を描いた徳利。堂々とした存在感があります。民芸品の素朴さをお楽しみください。












参考写真「講談社 日本のやきもの25 民窯T」
褐地白並釉掛合鉄絵菊大徳利(明治時代)


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