岸連山 雨の山水図
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 1397
ご売約、ありがとうございました

本紙サイズ 約121cm×49cm
軸サイズ 約187.5cm×64cm
箱付き

絹本肉筆。目立たないオレ、シミ、ヨゴレがあります。状態は写真でご確認ください。

岸連山(1804年〜1859年、京都生)は、岸駒、岸良に師事した第三代岸派の画家です。
1855年、京都御所障壁画を担当、幕末画壇の「平安四名家」と評され光明寺や島原角屋に作品を残しています。本品は連山が描いた雨の山水図。 連山は晩年、華やかな作風から淡彩や墨を駆使して描く温和な画風に転換していますが、本品はそのような連山の画才が発揮された作品となっています。 墨の性質を生かした、日本らしい水墨画だと思います。梅雨から夏にかけて、お楽しみください。


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