李朝民画 山水庭園図 一対 (李朝時代後期 19世紀中頃) 商品番号 1391 本紙サイズ 縦横 約76.5cm×29cm 紙本肉筆。額木製、全面ガラス。本紙や額装に経年の傷み、シミ、汚れがあります。状態は写真でご確認ください。 李朝時代、各町村では放浪の民画家が襖や屏風に、富貴長春図、牡丹図、文房具図、山水図などの絵を描いて生活の糧を得ていました。 彼らは数か月、一つの町村に滞在し、各家庭の要望を作品化していたようです。本品は李朝民画では珍しい山水庭園図。 どの地方の絵を描いたかは詳細不明ですが、天柱峰の麓には楡占寿や白雲庵などの建物が広がっています。このように建物が民画に描かれているのは、本当に稀です。 教育されていない自由奔放な民画、アート・ブリュットの良さを感じさせてくれる不思議な絵です。部屋に飾って、お楽しみください。 | ||
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