織田繁 メゾチント 「春」(1972年)

商品番号 1383
ご売約、ありがとうございました

ピクチャーサイズ 縦横 約50.5cm×30.5cm
額サイズ 縦横 約75cm×57cm

額木製、全面ガラス。EA(epreuve d'artiste)。額縁に経年の傷みがあります。状態は写真でご確認ください。

織田繁(1933〜)は大阪出身の銅版画家です。高校卒業後、須田国太郎らに洋画を学び、パリ国立美術大学銅版画科に入学。帰国後、精力的に作品を発表しています。 本品はメゾチント技法を用いて、漆黒の背景に裸婦とケシの花を浮かび上がるように描いた作品。奥に白黒で表現されたケシの花が手前では鮮やかに彩色され、裸婦は冥界と地上を行き来する女神ペルセポネをイメージしているようです。 ペルセポネが冥界より戻ると地上に恵みがもたらされ、季節は春に移ります。雰囲気のある作品です。インテリアとしてお楽しみください。


epreuve d'artisteの略で、作家保存分の版画という意味です。


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