壺屋焼 荒焼瓶 (明治時代後期 1900年頃) 商品番号 1366 高さ 約26cm/胴径 約9cm 口辺の約三分の一に欠けがあります。状態は写真でご確認ください。 壺屋焼は沖縄(琉球)の焼物で、無釉薬のアラヤチ(荒焼)と大陸系の絵付けがされた上焼があります。 本品は通称「鬼の腕(ウニヌーティー)」と呼ばれる泡盛を入れる南蛮焼風の徳利の流れを汲むアラヤチ(荒焼)の瓶。造形が近代的なので、明治時代末期から大正時代に製作されたと考えられます。 当時、日本ではガラス瓶が普及しつつありしたが、沖縄にはまだガラス製作の技術が伝わっていなかったので、陶器でガラス瓶を模倣したと考えられます。 沖縄の近代化を感じることのできる作品です。酒器や花器としてお楽しみください。 | ||
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