藤田東湖 七言絶句 (幕末 19世紀中頃) 商品番号 1338 本紙サイズ 縦横 130cm×30cm 紙本肉筆。本紙にオレ、スレ、汚れがあります。状態は写真でご確認ください。 藤田東湖(1806年〜1855年)は江戸時代末期の水戸藩士、水戸学藤田派の学者です。 徳川斉昭の腹心として藩政に関わり、戸田中太夫、武田耕雲斎と共に「水戸の三田」と称され、水戸学の大家として尊王志士に大きな影響を与えました。 本軸は「青年……」が自然と戯れる様子を描いた三行書です。左には「小梅亭」の字があるので、東湖が幽閉・蟄居した時期(1845年〜1852年)に、水戸藩邸下屋 (小梅藩邸)で書いた書であることがわかります。幽閉されていても、心は自由に遊んでいたのでしょう。水戸の梅に思いをはせながら、東湖の書をお楽しみください。 | ||
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