伊万里焼 色絵 煎茶器 (江戸時代後期 19世紀中頃) 商品番号 1337 全体高さ 約18cm/本体高さ 約14.5cm 蓋が欠損し、代わりに木製の蓋が添えられています。口辺に3mmの窯傷、高台に使用傷、金彩にスレがあります。状態は写真でご確認ください。 18世紀後半、日本では文人趣味や煎茶が流行します。そのような趣味を持った人々は古玩と呼ばれる文房具や煎茶器を集めて楽しみました。本品は煎茶を入れる壺。もともと同じ模様の蓋が添えられるものですが、代わりに木製の二重蓋が添えられています。木製の蓋の作りは造形もデザインもしっかりしていて好感が持てます。前所有者のこの壺を愛していたのでしょう。茶入が頭巾をかぶっているようでユーモラス。どこかの宗匠さんのようで親近感を感じさせてくれます。香辛料や調味料入れとしても使用できます。古玩としてお楽しみください。 | ||
外側に約3mmのカンニュウがあります。内側には通っていません。
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