久保田金僊画 下田実花句 夜桜・端午の節句図 一対
(大正時代 20世紀初頭)

商品番号 1323
送料込み 12,000円

本紙サイズ 縦横 (左)(右)38.5cm×42.5cm
軸サイズ 縦横 (左)123cm×55.5cm (右)124.5cm×55.5cm
共箱付き

経年のヨゴレ、シミ、オレがあります。状態は写真でご確認ください。

久保田金僊(1875年〜1954年、京都生)は日本画家・久保田米僊の次男で京都府画学校卒の日本画家です。明治時代には日本青年絵画教会展で多くの賞を受賞、文展などでも活躍しました。下田実花(1907年〜1984年、大阪生)は山口誓子の実妹の女流俳人。高浜虚子の門で「ホトトギス」同人。本品は写実を得意とする金僊が、実花の俳句に合わせて描いたカジュアルな感じの俳画作品。夜桜には「春宵や 帯のたちばな 羽さくら」、節句には「鯉のぼり立てて鼓の九世の家」が添えられています。温かい春の感じが表現されている季節感のある、お洒落な軸です。上野の花見でも描いたのでしょうか。気楽な感じで鑑賞できるので、床の間にかけて春をお楽しみください。


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