高安寺焼 織部 片口
(明治時代 19世紀後半)

商品番号 1317
ご売約、ありがとうございました

口径 約23cm/横幅 約28.5cm
高さ 約10.4cm/高台径 約12.5cm

目につくワレ、カケはありませんが、経年のヨゴレがあり、高台に窯傷があります。状態は写真でご確認ください。

高安寺焼は慶應年間(1865年〜68年)に、新潟県高安村(現蒲原郡栄町)で木津忠蔵が開いた窯です。最初は焼酎用の徳利を作っていました。その後、清水六兵衛などの指導を受け、金襴手や織部、染付などの作品を生産しましたが、鉄道が開通すると打撃を受けて廃窯しました。本品は明治30年前後に作られた織部釉の掛かった片口。大量生産された美濃の作品とは違った雰囲気があり、地方窯の特色が出ています。独特な表情は和食を盛り付けると映えると思います。雪深い地方窯で作られた民芸をお楽しみください。














上へ戻る     閉じる