切込焼 山水文 徳利 (江戸時代後期 19世紀中頃) 商品番号 1313 高さ 約19.5cm/胴径 約8cm 使用に問題はありませんが、若干高台の座りが悪く、経年の汚れがついています。状態は写真でご確認ください。 切込焼は現在の宮城県加美町で焼かれた焼物です。開窯期については諸説ありますが、天保時代の文章が残っているので、江戸時代後期に創始された窯だと考えられます。本品は切込焼三彩と同型のシルエットを持つ染付山水文徳利。通称コナカラ徳利と言われる2合半入る徳利です。面白いのは本品の絵付け師が左利きだということです。そのせいか、普通の作品と模様が逆になっています。御愛嬌ですね。伊万里焼の時期とは違う地方窯の味わいがあります。宮城県の日本酒を入れて酒器としてお楽しみください。 | ||
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