クメール 灰釉線刻文壺 (カンボジア 11世紀前後) 商品番号 1297 高さ 約10.5cm/胴径 約12.5cm 発掘品なので土がつき、釉ハゲ、窯キズ、首の付け根と口辺に直しがあります。状態は写真でご確認ください。 クメール王朝は9世紀から15世紀まで続いたクメール人(カンボジア)の王国です。11世紀頃からヒンドゥー教が盛んになり、アンコールワットやアンコールトムなどの巨大寺院を建設しています。本品はアンコールワット時代に作られた灰釉線刻文壺。国力が充実した時期に作られた作品だけあって美しい形をしています。日本でいうと瀬戸焼や御深井焼の作品に似ていますが、形が独特なのでエキゾチックです。鑑賞用としてお楽しみください。 | ||
首の付け根に直しがあります
参考写真「珠玉の東南アジア美術 五島美術館」 |