李朝 堅手 徳利(李朝時代後期 19世紀前半)
商品番号 1295 高さ 約30cm/胴径 約19.5cm/口径 約8cm 経年のヨゴレ、口辺、胴下部にニュウがありますが、水は漏れません。状態は写真でご確認ください。 大きさから推測すると酒(マッコリ等)を保存、供給するための徳利だと考えられます。口内を匂うと油の匂いはしないので油徳利としては使用されなかったようです。造形は釉薬が切れた口部、歪んで細い首部、釉薬を掛ける時に残った指あとの残るたっぷりとした胴部、大きな砂目跡の残る高台などがあり、独自の迫力のある美を持っています。日本人には作る事のできないバランス感のある造形美がこの徳利、李朝陶磁器の特徴です。十分に鑑賞に堪えることのできる存在感のある徳利です。 | ||
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