同安窯 青磁猫掻手碗
(南宋時代、12世紀前後)

商品番号 1284
ご売約、ありがとうございました

口径 約14.7cm/高さ 約6.7cm/高台径 約5.5cm

経年のヨゴレがつき、見込みに小さな石ハゼがあります。状態は写真でご確認ください。

同安窯は南宋時代(1129年〜1279年)に現在の中国福建省周辺で焼かれた焼物の総称です。主に生活雑器を焼き、日本などの海外にも輸出されました。日本では村田珠光が所持していた同安窯茶碗が有名です。本品は景徳鎮の青白磁に模して作られた青磁茶碗。景徳鎮の作品と手法は同じなのですが胎土の鉄色の影響を受けて、オリーブグリーンに仕上がっています。日常雑器ですが、手慣れた感じで作られているので軽みがあります。同安窯の作品は状態が悪いものが多いのですが、本品は珍しく保存が良く、美しさを保っています。茶碗や食器としてお楽しみください。









上へ戻る     閉じる