須恵器 崇福寺系 小水瓶
(平安時代 10世紀頃)

商品番号 1283
ご売約、ありがとうございました

高さ 約10cm/胴径 約8cm/高台径 約3.8cm

首部に欠損と補修、底部にも補修の跡がありますが、水は漏れません。状態は写真でご確認ください。

平安時代の須恵器の代表作品に崇福寺型水瓶があります。崇福寺は天智天皇が創建した滋賀県大津市にあった寺院で、古代には人々の間の振興も厚く、大きな勢力を誇っていました。本来、崇福寺型の水瓶は銅器を模した物ですが、奉納のために須恵器の水注が作られたようです。古代の人々にとって崇福寺型水瓶はお神酒徳利のような役割を果たしたのでしょう。投げ入れの花器としても楽しめます。鑑賞用、侘びた花器としてお楽しみください。












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