春正塗 結び柳文 菓子器
(明治時代前期 19世紀中頃)

商品番号 1254
ご売約、ありがとうございました

口径 約20cm/高さ 約4cm/高台径 約8cm

見込みの柳文の金部がスレ、見込みに1mm程度の小さな直し、共箱に虫食いがあります。状態は写真でご確認ください。

春正塗は江戸初期、京都生まれの山本春正によって始められました。 18世紀に名古屋に移り明治まで10代続いた蒔絵師の家系です。結び柳はお正月や初窯の床飾り。 掛け柳ともいい、その枝が長い程、重宝されます。柳を結んだ大きな輪は太陽の復活、「一陽来復(冬至を境に,昼の長さが増すこと)」を表しているといわれています。本品はモダンなデザインで結んだ柳の枝を描いた菓子器。 シンプルなデザインが魅力です。お正月に菓子を盛ってお楽しみください。






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