南京 山水文 小皿
(清時代前期 17世紀後半)

商品番号 1219
ご売約、ありがとうございました

口径 約10.3cm/高さ 約2.5cm/高台径 約6cm

経年のヨゴレ、口辺に5mmのホツと虫食い、見込みと高台内に通った4cmのニュウがありますが水漏れはしません。状態は写真でご確認ください。

17世紀中頃、清朝が成立すると、景徳鎮周辺の民窯で大量の染付、赤絵の生産が始まります。 そのような作品は日本に輸入されると「南京」と呼ばれ、「古染」同様、茶人の間で重宝されました。 本品は1700年前後に作られた古染付けの絵付けに似た飄逸な筆さばきで描かれた山水小皿。口辺に虫食いがあり、侘びた風情があります。 本来は小皿ですが、サイズが良く、深さがあるので日本酒器としても楽しめるでしょう。夏向きの平杯としてご使用ください。









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