御深井焼 長皿(江戸時代中期 18世紀後半)

商品番号 1218
ご売約、ありがとうございました

口径 約20cm×11cm/高さ 約3.8cm
高台径 約6cm×10.5cm

経年のヨゴレ、1か所の角に1cm四方のホツ、反対の口辺に長いヒッツキの跡があります。状態は写真でご確認ください。

御深井焼は江戸時代前期、尾張藩の御用窯として開かれた名古屋城内に開かれた窯です。 18世紀に入ると御深井焼の生産は停滞しますが、十代藩主・斉朝(1793年〜1850年)の時代になると窯が復興し、活発な生産活動を始めます。 本品は18世紀後半、窯業が再開した時の作品です。志野風の釉薬が掛けられており、御深井の職人が志野焼を意識して作品を作っていたことがわかります。 長皿に楕円の高台を見れば、本品が意匠に富んだ御用窯の作品だと判断できるでしょう。 渋い感じの長皿なので日本酒のあてを盛る皿としても使用できます。









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