柿右衛門 白磁 陽刻山水人物文 なます皿 (延宝時代 17世紀後半) 商品番号 1217 口径 約15.5cm/高さ 約3.6cm/高台径 約9.2cm
見込みに目に見えない極小の使用キズがありますが、状態の良いなます皿です。
江戸時代前期、延宝時代(1673年〜1681年)になると伊万里焼は藍九谷から藍柿右衛門の様式に変わります。
藍柿右衛門は上流武家や東福門院などの公家の間で贈答品として重宝されたようです。
本品は白磁に陽刻を施した輪花皿。透き通るような美しい白磁の肌合いをしています。これぞ、柿右衛門の濁し手といえるなます皿です。
料理も映えるでしょう。
| ||
参考写真「柴田コレクション(Y)佐賀県立九州陶磁文化館」 |