李朝 灰釉 台鉢(李朝時代後期 19世紀中頃)

商品番号 1198
ご売約、ありがとうございました

高さ 約10cm/口径 約9.8cm/高台径 約7.2cm

経年のヨゴレがつき、見込みにシミ、口辺に金直しがあります。状態は写真でご確認ください。

李朝の台鉢は、儒教で祖先の霊を祭る時に使用される祭器です。李朝では家での祭事には白磁の台鉢を使用、墓前の祭事では木の台鉢を使用します。 本品は日本でいう美濃の灰釉、御深井釉を掛けた台鉢。一般的に普及しているのは白磁の台鉢で、このような釉薬を掛けた台鉢は珍しい部類に入る作品と言えます。 大量に生産された白磁の台鉢よりも趣があります。 造形が日本の杯洗に似ているので、陶工がそれを意識して製作したのかもしれません。酒のあてを盛る食器としても楽しめるでしょう。











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