李朝 染付 牡丹に蝶 丸壺
(李朝時代後期 19世紀後半)

商品番号 1187
ご売約、ありがとうございました

高さ 約20.5cm/胴径 約24cm
口径 約13.5cm/高台径 約9cm

経年のヨゴレがつき、胴部に32cmのニュウ、全体的にカンニュウ、小さな窯キズがあります、状態は写真でご確認ください。水が漏れますので、花を生ける際はオトシをご使用ください。

19世紀、李朝でコバルトが入手できるようになると、分院や民窯などで染付作品が頻繁に作られるようになります。 染付作品の代表は牡丹や槿で、貴族も庶民も清楚な空気で満たしました。 本品は染付が庶民の手に届くようになった時代の牡丹文丸壺。 斜めに歪んでいますが、それがシンメトリーを重んじる日本人の作品とは違う李朝らしい美意識を表現しています。 観る方向によって様々な表情があります。染付が涼しげな李朝の丸壺です。















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