亀山焼 魚・雪輪唐草文 杯洗
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 1186
ご売約、ありがとうございました

高さ 約11cm/胴径 約13.5cm
鉢の口径 約12cm/高台径 約9.3cm

鉢部分と高台が分離する杯洗です。大きなワレ、カケはありませんが、鉢を外した台の口辺に若干のアタリ傷があります。状態は写真でご確認ください

亀山焼は長崎奉行の支援で、1804年長崎に開かれた窯です。 陶土は天草土、呉須は奉行所の援助で唐船舶載の最高品を使用しており、中国文化の影響を受けて異国所緒のある作品を多数、作っています。 本品は台付きの杯洗。呉須の発色、絵付け、作風から長崎にあった料亭などで使用されいた高級品でしょう。 杯洗と杯台が分離させるのは、杯台に他の物を載せるためだったと考えられます。日本の磁器生産の技術の高さを感じさせてくれる作品です。 ちなみに幕末、坂本竜馬の「亀山社中」は慶応元年(1865年)亀山焼の廃窯後、跡地の家屋を借り受けて興した会社です。















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