鉄製 長押用 燭台(明治時代 19世紀後半)

商品番号 1183
ご売約、ありがとうございました

横幅 約20cm/奥行 約10cm
高さ 約15.5cm/口径 約5cm

全体にサビが出て、経年のヨゴレがついています。状態は写真でご確認ください。

江戸時代、夜、灯をとる道具は和蝋燭と菜種油の灯でした。 和蝋燭は櫨の実から搾り取った木蝋を加熱して溶かしたものを和紙の芯に何重にも重ねて作った灯で、13世紀くらいから日本で使用されるようになります。 菜種油に比べると和蝋燭は高級品な灯です。本品はまだ様式ランプがなかった時代の鉄製の和蝋燭用燭台です。 平らな場所に置いたり、長押に掛けて使用したりできるように工夫されています。 最近、鉄製の古道具に注目が集まっていますが、このような燭台を夏や仲秋の名月の時、使ったりすると粋ですね。和風な感じをお楽しみください。












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