李朝 褐釉 片口 (李朝時代後期 19世紀後半) 商品番号 1174 高さ 約17.5cm/胴径 約19cm 全体に細かな使用キズがつき、注ぎ口に金直し、蓋や口辺に使用によるアタリ傷、高台から底部に傷がありますが水漏れはありません。状態は写真でご確認ください。 李朝で褐釉の作品と言えば面取り壺が有名です。カットされた面が陶工の技術ランクによって、様々な表情を見せているのが魅力となっています。 本品は初期の面取り壺と同時代に作られた円盤型の片口。 面取り壺に比べると圧倒的に数が少なく(30年、古美術商をやっていて始めて出会った珍品)、用途が煎じ薬用の片口だと考えられるので両班か寺院で使用していた物でしょう。 貴重な美術品だと思います。李朝独特の造形美をお楽しみください。 | ||
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