明 三彩 阿古陀型小壺 (明時代 16世紀) 商品番号 1158 高さ 約10.5cm/胴径 約12cm 口辺に約1.5cmと1cmの共直し、7cmのニュウ、肩・胴部に窯傷があります。状態は写真でご確認ください。 三彩は漢民族が好んだ陶器の色彩技法です。異民族である元の時代、三彩は姿を消しますが、漢民族の明になると復活、様々な作品が作られるようになります。 本品は中国本来の三彩というよりもイスラムの影響を受けて作られた藍色系の小壺、雰囲気から南方で採取される香辛料などを入れていたと考えられます。 市場では明時代の呉須、染付磁器の香辛料入れなどを見かけますが、このような三彩の小壺にはほとんど出会うことはできません。 中国陶磁器、陶磁器愛好家にお勧めの珍しい小壺です。 | ||
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