夏井焼 灰釉 徳利(明治時代 19世紀後期)

商品番号 1156
ご売約、ありがとうございました

高さ 約24cm/胴径 約14cm
口径 約4.7cm/高台径 約7.5cm

経年のヨゴレがつき、カンニュウにシミなどが出ています。状態は写真でご確認ください。

夏井焼は三根山藩の御用窯師・二村為八だったが、西蒲原郡岩室村夏井に開いた窯です。旧西蒲平野には夏井焼の他、松郷屋焼、平沢焼など相馬焼に影響を受けた焼物があり、明治時代初期に北海道向けの焼酎徳利(海運用に作られ胴が細い)の生産を始めました。本品は松郷屋焼や平沢焼と比べると明らかに生産量が少ない夏井焼の焼酎徳利。口づくりや高台の作りを見ると、さすが御用窯師が作ったと感じることのできる民芸作品です。夏などに花を活けると映えそうです。









参考写真「平凡社 日本やきもの集成2 東海甲信越」

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