元禄伊万里 色絵 草花虫文 カップ&ソーサー (江戸時代前期 17世紀後半) 商品番号 1149 碗 口径 約8.8cm/高さ 約5cm/高台径 約3.8cm 経年の使用による小さな使用キズ、金彩のスレ、ソーサーの口辺に2cmの金直し、高台に表に通っていない5mm窯傷があります。状態は写真でご確認ください。 ヨーロッパでまた磁器生産が不可能だった17世紀後半、ヨーロッパの王侯貴族たちは東インド会社から日本の高価な伊万里焼を購入していました。 そのような伊万里焼は、バブル時代の1990年頃、ヨーロッパから古美術商たちの手によって「里帰り品」として人気を博します。本品は輸出用に作られたカップ&ソーサー、まだカップにハンドルがついていない古い時代の作品です。見込みに元禄時代から人工飼育の始まった鈴虫が描かれてい珍品です。 当時、鈴虫の飼育は上層階級の趣味だったので、このような図柄が採用されたのでしょう。時代を感じさせる一品、お茶など入れて飲んでお楽しみください。 | ||
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