高取焼 肩衝竹節 伊羅保徳利
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 1143
ご売約、ありがとうございました

高さ 約26cm/胴径 約15cm
口径 約5cm/高台径 約10cm

経年の汚れ、窯キズがありますが、水は漏れません。状態は写真でご確認ください。

高取焼は17世紀後半、福岡藩3代・黒田光之の藩命によって開かれた窯です。 初期は唐津焼に似た茶器と作っていましたが、元禄時代、高取焼は本窯と小石原高取焼時代の別れ、雑器などを作るようになります。 肩衝竹節といえば小石原高取焼の下部が膨らんだ徳利が有名ですが、本品は伊羅保風、小石原焼の作風とは異なった高取焼の徳利です。 伊羅保風の釉薬に味があり、民芸に茶味を合わせたような感じの作品です。 油徳利として使用されていたようで、内側は油の臭いがしますが花器として楽しめるでしょう。










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