黒田重太郎 カーネーション 掛軸
(昭和時代 20世紀後半)

商品番号 1141
ご売約、ありがとうございました

本紙サイズ 縦横 26.5cm×23.5cm
軸サイズ 縦横 147cm×47cm
合わせ箱付

経年のシミ、オレ、ヨゴレがありますが、状態は比較的良好です。写真でご確認ください。

黒田重太郎(1887年〜1970年、滋賀県生)は大正時代から昭和時代にかけて活躍した洋画家です。鹿子木孟郎や浅井忠に師事し、1912年に文展に初入選、1923年に二科会会員となった後、1924年、大阪に小出楢重と一緒に信濃橋洋画研究所を創立、後に京都市立美術大学洋画家主任教授などを歴任して後輩の指導に当たりました。二紀会名誉会長で、関西洋画家の重鎮。本作はカーネーションを描いた和紙を軸層に仕立てた作品。洋画と日本画を折衷したような洒落た作品となっています。花は、「さすが名前を残した人だけのことはある」と感心させられる、素人には到底、書けない線で描かれています。 5月13日の「母の日」前後に、床の間に掛けてお楽しみください。


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