龍門司焼(薩摩焼) 掛け分け 徳利
(明治時代 19世紀後半)

商品番号 1138
ご売約、ありがとうございました

高さ 約26.5cm/胴径 約17cm
口径 約5.5cm/高台径 約8.6cm

経年ヨゴレ、使用キズがあり、口辺に2.5cmの直しがあります。状態は写真でご確認ください。

龍門司焼は元禄時代、山元碗右衛門が薩摩に開いた窯です。以来、300年間桜島を望む加治木の地で、三彩、飴釉、蛇褐釉などの雑器を作りながら操業を続けています。 本品は明治時代に作られた、飴釉掛け分け徳利。粉ひきのような釉薬がかかった胴部が丸みを帯び、他の窯にはない独特の造形をしています。 胴部に一か所、緑釉が飛んでいるので本来は三彩の作品として構想されたと考えられます。 焼酎用の通い徳利ですが、滅多に出会うことのできない珍品です。民芸ファンの方にお勧めの一品です。









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