磁州窯 鉄絵 茶壺(清朝 19世紀)

商品番号 1130
ご売約、ありがとうございました

全体の高さ 約15cm/胴径 約13cm
口径 約9.2cm/高台径 約8cm

全体的に白磁部分にシミが出ており、経年のヨゴレ、口辺と高台に直しがあります。状態は写真でご確認ください。合わせの木製蓋が付属しています。

磁州窯は中国、河北省、山西省、山東省などで焼かれる陶器の総称です。 窯の起源は古く、宋、元、明時代に最盛期を迎え大量の作品を世に送り出しました。 磁州窯の特徴は白化粧土をした本体に鉄絵を施したものが多く、日本では昔から絵高麗として持て囃されました。 本品は清朝期に作られた茶入です。最初に見た時、一瞬、丹波焼だと思ったほど、「白丹波」の作品に類似しています。 このような作品を見ると、丹波焼が磁州窯の作品をまねて作っていたことがわかります。 白化粧された部分にシミが出ており、それが風情となっています。民芸調の茶入や花器としてお楽しみください。












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