丹波焼 鉄釉 二合徳利
(幕末 19世紀中頃)

商品番号 1110
ご売約、ありがとうございました

高さ 約21.5cm/胴径 約7.5cm
口径 約3cm/高台径 約6cm

高台に1.5cm、2cmにカケがありますが、それも個性だと考えてそのまま出品いたします。状態は写真でご確認ください。

丹波焼は兵庫県内で生産される焼物で、鎌倉時代初期から現在まで窯が続いています。 江戸時代後期、窯が立杭に移ると様々な技法を使った日常雑器が作られるようになります。 本品は料亭などで使用されていたと思われる鉄釉徳利。雑器のように見えますが、幕末期、この形の徳利は高級品として扱われていたので残存が少なく希少品です。 胴部に転がした時、固定できるように工夫された微妙なヘコミからも本品の繊細さをうかがうことができます。 シンプルな形をした美しいフォルムの徳利です。日常使いの徳利としてお楽しみください。







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