丹波焼 四耳壺
(江戸時代初期 17世紀前半)

商品番号 1105
ご売約、ありがとうございました

高さ 約40cm/胴径 約34cm/口径 約13cm

口辺に1.5cmと3cmのカケ、耳に一カ所のアタリ、左右の胴下部から底部にかけて30cmのニュウ、経年のヨゴレがついています。 直接、水を入れると底のニュウから水が漏れます。花器として使う時は落としを使用してください。

丹波焼は兵庫県今田町周辺で生産された六古窯の一つです。 江戸時代初期になるとロクロ、土部や灰釉が使用され、新しい製品が作られるようになります。 本品は赤土部に鉄釉のかけ流し、自然釉のゴマが出た茶入用の四耳壺。 窯屋系の窯で焼かれた、小堀遠州が指導した「遠州丹波」とは一味違う民芸調の作品(同時期に製作された徳利が日本民芸館に所蔵されています)です。 鑑賞用、インテリア、花器としてお楽しみください。











参考写真「平凡社 日本の美術 別館 民芸」

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