blog 2017年9月 |
土佐派 養老孝子伝説図
[2017/09/24]
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大きな台風も去り、季節は初秋らしくなりました。天気も良く散歩にもちょうどよい気候です。休日などは西荻散策でもいかがでしょうか。
本紙サイズ 縦横 約92.5cm×37cm 御売約、ありがとうございました |
伊万里焼 紙摺り印判 矢羽文 湯呑5客
[2017/09/17]
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最近、イギリスやフランスで江戸時代後期の浮世絵展が開催されて人気を博しています。今や歌麿、北斎、広重、国貞は世界的なアーティストの仲間入りをしました。
18世紀、江戸は世界的にみても有数な出版都市でした。それを支えたのが三都に住む識字率の高い日本人で、彼らは浮世絵の入った黄表紙を楽しんでいました。
手先の器用な日本人は版木に繊細な線を彫り、それを重ねて浮世絵や黄表紙本を完成させます。
そのような技術は明治時代に入ると窯業にも応用され、センスの良い小紋柄の紙刷り印判作品を生み出しました。 口径 約7cm/高さ 約6.6cm 御売約、ありがとうございました |
京焼 花草文 水注
[2017/09/10]
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今年の夏は雨の日が続いた天候不順な夏でした。ここ数日間は快晴ですが、空気には初秋の感じが漂っています。 高さ 約16.5cm/横幅 約20cm 御売約、ありがとうございました |
小林和作 信州風景画 リトグラフ
[2017/09/03]
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最近、「団塊の世代」のヒッピーだったおばちゃんがやっている飲み屋に行って、1970年代前後のヒッピー「部族」について話を聞いています。 「部族」は山尾三省、ななお さかき、長沢哲夫などの詩人が作ったヒッピー・コミューンです。 彼らは長野県富士見市、鹿児島県諏訪之瀬島、東京都国分寺に拠点を持ち活動していました。 晩年の山尾は奄美大島、さかきは長野県下伊那郡大鹿村で生活していました。 ななお さかき について書いてある「WEB МAGAZINE この星」の記事中の写真を見ているうちに、小林和作のリトグラフ「信州風景画」があったことを思い出し、「通信販売」欄にアップしました。 ただ信州という地名が一致しているだけで、ななお さかきと小林和作に脈絡はありません。 ただ、2人の共通点は都会に住むことなく、風景を求めて各地を転々としていたということです。 小林和作は生前、「天地豊麗」という言葉を好んで用いていたという話ですが、ヒッピー詩人たちも天地は豊麗に見えていたのではないでしょうか。
ピクチャーサイズ 縦横 約34cm×47cm 「WEB МAGAZINE この惑星」の”ななお さかき”特集はこちらから |