blog 2016年10月 |
染付山水文 散蓮華 5客
[2016/10/30]
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昨日、プロ野球は日本ハムの優勝で、日本シリーズを終えました。日本ハムファンのみなさん、おめでとうございます。
私は熱烈なカープファンですが、長年、ファンをやっていると、ある程度、結果が予想できるのでカープの敗戦はあまり驚きませんでした。
逆によく頑張ったなというのが感想です。 長さ 約13p/横幅 約6p/高さ 約5p 御売約、ありがとうございました |
福本古葉 柿小禽図 掛軸
[2016/10/23]
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先日、1年間、売れなかった北上聖牛「柿小禽図」をブログ欄で紹介しました。
今年も残るのかなと思いながら店に飾っていたら、無事、お客様にお買い上げいただくことになりました。そのお客様はうちの店に18年、通ってくださっている方。
本紙サイズ 約124.5cm×42.5cm |
伊万里焼 神道丸文 そば猪口
[2016/10/16]
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10月になっても暑い日が続きます。秋の感じがしない。今年は9月が梅雨みたいだったので、晩夏もだらだらと居座っているのかもしれません。 秋分の日の頃から、日本は秋祭りの季節。西荻窪でも井草八幡の秋祭りが行われましたが、ちょっと季節感がずれていた感じがします。いつになったら秋らしくなるのやら。
写真は太陽、神鏡を丸文にデザインした伊万里焼のそば猪口。円とストライプ、山水の配置のバランスが抜群なグッド・デザイン。
このようなそば猪口を見ていると、日本人のデザイン感覚は江戸時代から良かったのだなと感じます。
このそば猪口が製作された18世紀後半は、賀茂真淵や本居宣長、頼山陽などが日本古来の神道を研究し始めた時期。
それに合わせて、このそば猪口も作られたのでしょうか。この夏、幕末の神道家の様子を描いた小説「夜明け前」を書いた島崎藤村の故郷、岐阜県の馬籠宿に行きました。
「夜明け前」を読むと、幕末の庶民が信仰した平田神道がどのようなものであったか理解できます。
このそば猪口を見ていると、その当時も雰囲気がよみがえってくるような……。
日本人の生活に神道が根付いていることを感じさせてくれる一品。 口径 約9cm/高さ 約6.5cm 御売約、ありがとうございました |
李寶那 陶芸作品展
[2016/10/11]
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10月6日(木)から10月11日(火)まで渋谷区神宮前にあるプロモ・アルテで「李寶那 陶芸作品展」が行われました。
李寶那さんは陶芸教室を開いています。 |
再興九谷 孔雀文 大平鉢
[2016/10/09]
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先週は久しぶりに天気が回復し、数日間は真夏日になって暑いくらいでした。それでも雨が続くよりは気分は良いですね。普通、10月といえば衣替えの季節、秋の気配を感じる頃ですが、まだ秋の気配はしません。繊細な日本の四季はどこにいったのか、という感じ。初秋、暑い日差しの中、木陰に入ると涼しいので、江戸時代の人はこのようにして涼をとっていたのだなと感じます。エアコンがなくても、意外と自然の中に涼しい。 写真の皿は九谷色絵孔雀文皿。江戸時代後期、金沢は前田藩の施政で財源があり、京都や有田など各地から陶工を集めて美術品を制作させました。 本品もその様な作品の一つで、地方で作られたものですがハイカラな感じがします。 各藩が独自に藩の財政を経営するために殖産事業を拡大させたのですが、前田藩は焼物を選択したところに藩の文化レベルの高さを感じることができます。 最近、江戸時代後期の各地方の歴史に注目が集まっていますが、このような作品に接すると日本文化を鑑賞する面白さも深みが増します。 本品は郷土資料館にあっても十分に鑑賞に堪えることのできる作品。ブランド品だけではなく、このような作品に目を向ける楽しさも骨董の楽しみの一つです。 口径 約34.5p/高さ 約8p 御売約、ありがとうございました |
第31回・骨董講座が終了しました
[2016/10/01]
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受講生の皆さま 講座への参加、ありがとうございました。久しぶりの歴史講座でした。受講生の人数が少なかったので、ゆっくりと講座を進めることができました。平安時代中後期は日本で貴族文化が花開いた時代。定朝様式の仏像、浄土庭園、寝殿造りの館など、貴族たちは極楽浄土に憧れを持っていたようです。この時代は日本人が争いを忌み嫌ったため、大きな戦争もなく、平和が長く続いた時代でした。争いを好まない日本人の性格は平安時代の和風で培われたのかもしれません。仮説を交えてお話ししましたが、いかがだったでしょう。 骨董講座の内容はこちらからこちらから 骨董講座に興味のある方はこちらから |