blog   2016年7月

暑中お見舞い申しあげます。
[2016/07/31]

今年の夏は東京都知事選、リオ・オリンピックと盛りだくさんのイベントがあり、騒がしい感じがします。 その前に、オリンピックのロシア選手のドーピング問題、相模原市で起こった「やまゆり園」の事件、 都知事選の自民党都議連の横暴さも相まって、マスコミが連日、報道するリオの治安の悪さ……、このような状態では開放感のある気分でオリンピックを楽しむことができない!
都知事選について。アメリカではネガティブ・キャンペーンが盛んですが、日本でネガティブ・キャンペーンをやると引いてしまいます。 石原慎太郎前知事の小池候補の「厚化粧」発言は、女性に対して失礼です。このような発言をすること自体、最初から、負けを認めているようなもの。 ここは日本なので、あまりネガティブ・キャンペーンをやらないほうが有利でしょう。
ところで、オリンピックやワールドカップなどのイベントがある時、お客さまたちは家でテレビを見ていらっしゃるので、骨董屋では閑古鳥が鳴きます。 長年の経験から、今回も例外ではないでしょう。営業的には問題ですが、たまには夏休みも好いかも。ネガティブではなく、ポジティブに考えることにしましょう。 仙遊洞は暇になるので、オリンピック観戦を休憩したいときに遊びにいらしてください。アイス・コーヒーでもごちそうします。 これから、暑い夏が来そうなので、熱中症にかからないよう、皆さん、水分補給をして元気に過ごしてください。


インドネシア ガルーダ
[2016/07/24]

土曜日から4日間、山梨、中山道、富士山の霊場周りの旅行に行ってきました。 毎年、夏に1度、旅行するのですが、今回のメインは馬篭宿、妻籠宿、奈良井宿の宿場町めぐり。 以前から訪れてみたかったので、念願がかなった次第です。3つの宿場町の中でも、「藤乙」という宿に泊まったので、妻籠宿が最高でした。 「藤乙」は、数ある日本の宿の中で「2016年 外国人が選ぶクールジャパンの宿部門」で2位になった旅館。 ここの特徴は、外国人観光客が多いこと、おかみの作る料理は絶品であることです。 私が泊った日も、日本人は私たちだけで、9割が外国人の宿泊客でした。和風の旅館に浴衣を着た外国人が大勢、泊まり、苦労しながら箸を使って食事をしている。興味深い光景です。 この旅館は人気があるので、半年前に予約をしなければ宿泊できません。 それでも、行く価値は十分にあると思うので、興味のある方は是非、いらしてください。

ところで、旅行の初日、私は山梨県北杜市にある「アフリカンアートミュージアム」に行きました。 この美術館は関東では珍しく、アフリカン・アートを展示している美術館です。 近年、日本でもアフリカン・アートが注目されるようになりましたが、東京に民俗学博物館がないのは残念なことです(大阪には「民博」があるのに……)。仙遊洞では多くの民族美術品を扱っているのですが、人気があり在庫不足に陥っています。 写真はインドネシアの「ガルーダ」。アフリカの美術品ではありませんが、今回のブログに登場させました。 和風の旅館にアフリカンアート、現代の日本では旅行に行くとさまざまな楽しみ方ができます。 ゼロ磁場で有名な分杭峠、中山道、身延山、浅間大社……。良い夏休みでした。

妻籠宿
高さ 約56.5cm/横幅 約16cm

御売約、ありがとうございました

伊万里 染付 寿紋水注
[2016/07/17]

7月に入って、東京の天気は気まぐれです。真夏日があったかと思うと、土砂降りの日があり、梅雨の時期ですが、ちょっと変な感じ。暑かったり寒かったり、昔の梅雨はこのようだったかな?
写真は伊万里焼寿文水注。江戸時代、日本酒は熱燗で飲むのが普通でしたが、庶民は銅のちろりを使用、本品のような磁器の水注を使うことができるのは身分の高い人たちでした。夏に日本酒はどうかという人もいますが、最近は冷やしてもいける美味しい純米酒があり、日本酒好きに季節は関係ないようです。本品のような水注に日本酒を入れて飲むと、銚子とは違う、和風な気分を味わうことができます。古いものを使用できるのも骨董の楽しみの一つ。使えば、料理やお酒が一層、おいしく感じられるでしょう。

全体の高さ 約15.5cm/横幅 約18cm/胴径 約14p

御売約、ありがとうございました

政治と骨董品
[2016/07/10]

参院選が終わり、与党の圧勝が決まりました。逆に言うと、有権者は魅力を感じない野党に投票しなかったことになります。 この選挙戦を見ていると、与党は比較的、新しい議論、たとえば憲法改正などに言説していますが、野党は、ただ、それにクレームをつけるといった、目新しさのない従来の方法を採用、それが有権者には、魅力を感じさせなかったと分析できます。 意外ですが、与党に比べて、野党のほうが既得権益にしがみついている。
骨董の商品にも、それに類似した傾向を見てとることができます。 民主党が政権を担っていた時代、流行していたのは、ニュー感覚骨董と呼ばれる、骨董品か、雑貨か、創作物か、判断できないような商品。それが、現在、人気がなくなってしまった。 ニュー感覚骨董が流行したことを考察すると、民主党の政策の何だったかがわかります。 しょせん、見立ては見立て、商品自体の魅力が、人を惹きつけたのではなかった。 それで、みなさん、従来の骨董品の良さを再認識したというわけです。もちろん、自民党が従来の骨董品ですが……。
現在の憲法は、戦後、まだ人々が食うや食わずの時代に制定されたもの。その頃、骨董業界には、唐津などの名品がごろごろしていました。 それが、現在は市場から消え、模倣品ばかり。模倣品の唐津のぐい飲みなどを欲しがっている人を見ていると、「こういう人が憲法改正に反対してする人なのだな」と感じます。 名品を手にすることができた、あの時代に戻りたいのでしょうね。機会があれば、自分が愛好している骨董品を通して、たまには、政治のことを考えてください。 流行した骨董品から時代を考察すると面白いですよ。

高さ 約45cm/横幅 約37cm

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第30回・骨董講座が終了しました   
[2016/07/02]

今回は受講生の方のリクエストにお答えして、第11回に行った「漆器」の講座を改定してお話ししました。 前回は、内容が面白かった割に、参加者が少なく、「もう少し、この話を皆に聞いてもらいたい」と思っていたのですが、今回は参加者も多く(新しく参加してくださった方が2人)、楽しい時間を過ごせました。 日本人になじみの深い漆器ですが、意外と、みんな、漆器については知らない、そのようなところを踏まえながら、お話をさせていただきました。 受講生の皆様、お疲れ様でした。

8月、9月の骨董講座は休講となります。10月から、再開しますので、またよろしくお願いいたします。

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