blog   2013年11月

鍋用の食材を盛る石皿
[2013/11/25]

最近、日没の時間が早くなりました。もう日が暮れたのかと思って時計を見ると、まだ午後5時頃だったりします。これから一週間が一年中で一番、日没の早い時期です。
晩秋から冬にかけて、料理といえば鍋、日本酒は熱燗の季節。鍋を火にかけると水分が蒸発して加湿され、部屋が暖かくなります。そこで温燗の日本酒。一口、飲んだだけで一日の疲れが癒されるでしょう。
古美術の世界では現在、瀬戸の石皿、馬の目が鍋料理の食材を盛る器として人気があります。黄瀬戸は豆腐、馬の目はすき焼きに合います。忘年会のシーズン、鍋料理に石皿をご使用なさってはいかがでしょう。

御売約、ありがとうございました                               口径:34cm/高さ:6cm


仙遊洞ホームページの商品販売について
[2013/11/19]

公園を歩いて、積もった落ち葉を踏むと秋を感じます。東京が紅葉に染まるのももうすぐでしょう。
今週、仙遊洞はホームページに商品販売のサイトをアップしました。これは伊万里や昭和レトロファンに商品の紹介するサイトです。
写真は明治時代に作られた伊万里もみじ柄七寸皿で、このような食器に秋の味覚を盛り付けると一層、季節感を楽しむことができるでしょう。当サイトは初心者にも楽しめる「気軽に使える食器」を掲げて商品を紹介したいと思っております。
当サイトは立ち上げたばかりですので、人目につかないかもしれませんが、このサイトを皆様と一緒に育てようと考えています。
「気楽に使える食器」を、これから宜しくお願いいたします。

御売約、ありがとうございました      口径:21.4cm/高さ:4cm


ロシア人画家 秋の農場
[2013/11/11]

今日は冷たい木枯らしが吹いていました。いよいよ、晩秋に入ったようです。
木枯らしに吹かれながら、私は二十数年前に初めてフランスで迎えた晩秋を思い出しました。
私は日本人がいないという理由で、アヴィニョンを留学先に選びました。予想通り、その頃、アヴィニョンには数人の日本人しか住んでいませんでした。私は「語学は現地で勉強すれば何とかなる」と気楽な気分で留学したのですが、それは甘い幻想で、言葉が通じない、生活習慣が違う、自分はここで何をしているのだろうといった迷いが孤独感を倍増させます。外国で味わう孤独感は日本で味わった孤独感とは違う質のものでした。
その孤独感を晴らしてくれたのが、ゴルド、レ・ボー、サン・レミ・ド・プロヴァンスなどの美しい晩秋の風景です。写真の絵はロシア人画家が描いたものなので、ロシアの風景かもしれませんが、私はこの絵を見た瞬間、外国の木枯らしのことを思い出しました。
木枯らしの吹く美しい秋だからこそ、一層、孤独感が味わえるのかもしれません。

御売約、ありがとうございました                              額内:縦54cm×横84cm


「第二回骨董講座」が終了いたしました
[2013/11/03]

11月2日(土)、仙遊洞で二回目の骨董講座が開催されました。8名の出席者があり、とても楽しい会でした。参加された皆様には、この場でお礼申し上げます。

講義の内容は、「伊万里の歴史」について。
1、伊万里焼誕生前夜
  @中国人の食器は陶磁器、日本人の食器は木工品が主流
  A南蛮人渡来と文禄・慶長の役
2、陶器から磁器へ
  @伊万里焼を主導したのは景徳鎮の人々
  A輸出された色絵伊万里とマイセン窯
3、江戸の食生活
  @醤油の発明と消費拡大 A新鮮な魚介類の似合う伊万里焼
4、伊万里の印象
  @インターネット・オークションで拡散する現代の景徳鎮の模倣品 A本物の伊万里の瑞々しさ

皆様、楽しんでいただけたでしょうか?

次回は「利休にたずねよ(東映系12月7日公開)」に関連し、古美術商の視点から見た「茶道」について、お話をいたします。 12月は2回、講座(内容は同じ)を行います。興味がございましたら、是非、骨董講座にご参加ください。

仙遊洞・骨董講座の案内は上記「お知らせ」をご覧ください。


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