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伊万里焼 染付赤絵 竹にリス文 八寸皿
[2020/07/26]

毎年7月、京都では祇園祭が行われます。ところが今年はコロナ禍の影響によって、山鉾巡行と神輿渡御、関連行事や神事など、多くのイベントが中止になりました。 テレビで山鉾巡業の景色が放映されないと、夏が来た感じがしません。祇園祭は牛頭大神を祭る八坂神社のお祭り。研究者の間では、ユダヤ教の影響があることが指摘されています。 陸地である京都の町を船が練り歩くのですから、これはノアの箱舟ですね。山鉾に飾られたペルシャ絨毯などを見ると、余計に祇園祭が中東発祥だと感じます。 写真の伊万里皿は赤い三日月とリスと竹を描いた八寸皿。三日月は牛頭大神、竹がヤマトタケルを表し、そこに豊穣のリスが描かれています。 昔からリスはブドウの房と一緒に描かれることが多く、これも中東発祥のデザインです。江戸時代の人は食器にも、祭事や神事の模様を描いて平安を祈願していました。 現在のような状況が続くと、お皿の模様にも頼りたい気分になってきます。江戸時代の人もこんな心境だったのでしょうか。

口径 約24.5cm/高さ 約4.3cm

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麒麟に乗ったマハーカーラ
[2020/07/19]

毎日、雨が降り続いています。このような天気は例年にはなく、いつまで続くかわかりません。止む時を予想できれば希望も持てるのですが…。それに追い打ちをかけるのが、コロナ感染者の増加。 来週22日からGO TOキャンペーンが始まりますが、これで感染はさらに拡大しますよね。経済のことも考えなければならないが、コロナ感染者が増加しては元も子もなくなる。写真はマハーカーラ、日本で大黒天と呼ばれるチベットの天部。縁起の良い麒麟に乗り、右手に蛇を持っています。蛇は水神ですが、風神のマハーカーラが蛇を制御しています。 昔の人は、このような像を飾って水害や豪雨被害に対処したのでしょう。景気が良いときは気づきませんが、現在のような状況になると、このような像の存在を身近に感じます。この像に早く豪雨が収まるように祈願しましょう。叶うかな。

高さ 約20.5cm/横幅 約20cm

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萩山焼 鉄絵 山水文 角小皿5枚
[2020/07/12]

先週末から1週間、日本列島は各地で豪雨に見舞われています。梅雨が日本の季節の一つとはいえ、現在の梅雨は以前のような情緒のある梅雨とは違う。豊かな自然を持つ日本列島は水に恵まれていますが、それが水害に結びつくと大変なことに。写真は萩山焼の山水文各皿。小さな皿に山水の世界が広がっています。 安定した自然は豊かですね。ところで、萩山焼を知っている人は皆無ではないでしょうか。愛知県にあった御用窯ですが、この窯を知っている人は、よほどの通な茶人。珍しい窯の作品に出会うことができるのが、古美術の面白さです。泯平焼のような既製品ではなく、このような一品物には独自の魅力がありますね。これからも、珍しい作品を探して歩こう。

口径 約9cm角/高さ 約1.8cm

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波佐見焼 くらわんか ぶどう文 七寸皿
[2020/07/05]

はっきりいない梅雨の日が続きます。暑かったり寒かったり、気温も安定しません。土曜日に九州南部で大雨による甚大な被害が出ました。被災された方にお見舞い申し上げます。昨年は長野や千葉の豪雨と共に私の故郷、広島が豪雨災害に遭いました。今年はコロナ禍と共に豪雨災害に注意する必要がありそうです。 写真は波佐見焼のくらわんかの七寸皿。一般的にくらわんかは粗悪な雑器とされていますが、本品を見るとまともに作っている作品があることがわかります。くらわんかの種類はなます皿、小皿、猪口が多いので、七寸皿はちょっと珍しい。都会の庶民が使用した物とは違い、田舎の庄屋さんなどが使ったのでしょう。図柄は夏の果物ぶどう。白と染付がさわやかに描かれています。最近、フォーマルさよりもカジュアルさが社会では主流になっています。 本品を見ると、日常生活の楽しさの大切さを感じさせてくれます。夏野菜の料理でも盛って食べると元気が出そうです。

口径 約20.5cm/高さ 約4cm

御売約、ありがとうございました

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